押し活のために、働く決心をするおひとりさま

推しのライブに行ってきた。

やはり幾つになってもときめく。

若い頃、職場の60代の先輩が、アイドルの追っかけをしているのを見て

『この人いつまでこんなことをしているのだろう』と思っていた。

そして今、そちら側になった。

しかし、以前より気力、体力がなくなっている。

うれしい反面、遠方に出かける準備さえも億劫だった。

目的地の観光スポットを巡り、美味しいものを食べる計画を立てていたのに・・

家族へのお土産を買うだけで疲れた。

高額の交通費をかけて遠方に来たのだから、元を取らなくてはとケチな自分がささやく。

次からは近場にしておこうと思ってしまう。

そんな思いを一気に吹っ飛ばすライブ‼︎

やっぱりどこまでも追いかけたい‼︎　当選する限り。

さっきまでの自分を後悔し、今の自分にごめんなさい。

観光は無しでも、ときめきは幾つになっても必要だ。

押し活を続けるためには、お金を稼がなくては！

仕事を探すのだ！