人はひとりでは生きている訳ではない、誰かに助けてもらい、誰かを助け、生きている。
なんてことは、頭の中では理解しているつもりだ。
これまで、家族、友人、職場の仲間、ご近所さん、いろんな方々にお世話になってきた。
定年退職、無職、一人暮らしの身、人との関わりがグンと減っている。
もともと人見知りゆえ、自分からグイグイ行くことはない。
相手からグイグイ来られるのもかなり苦手だ。
そんなこんなで、犬としか会話(一方的)しない日もある。
恐ろしいことに、高齢者の一人暮らしは、認知症にかかるリスクが高いと言われている。
コミュニケーション不足が認知症の一因にもなるそうだ。
お〜こわい・・
まさに今の自分。
しかし、人付き合いが苦手で一人暮らしを楽しんでいる人が、無理に人との関わりを増やす必要があるのか。
それがストレスの原因になったらどうなの?と捻くれた私が考える。
苦手なことを克服する気力も気持ちもない場合は、無理をする必要はないのでは、と逃げる。
今ある付き合いを大事に、適度な距離をとっていくのはどうだろう。
今のところ、苦手なことは避けて心地良く暮らしているのだから。